全固体電池は来るのか?
June 17 , 2025
固体電池(SSB)の利点
新エネルギー車(NEV)の航続距離は長らくバッテリーのエネルギー密度によって制約されてきました。このエネルギー密度は基本的に正極と負極の材料系によって決定されます。リチウムイオン電池(LIB)は幾度かの改良を経ており、主に正極材料の改良が進められてきました。初期のリン酸鉄リチウム(LFP)からニッケル・コバルト・マンガン(NCM)系(NCM523、NCM622など。数字はニッケル、コバルト、マンガンの比率を表します)を経て、現在では高ニッケルのNCM811へと進化しています。将来的には、リチウムを多く含むマンガン系(LRM)正極への移行が期待されます。
全固体電池の開発は段階的なブレークスルーを見せています。半固体電池(液体電解質含有量≤10%)は、高い安全性と生産ラインへの適合性を備え、初めて商用化を達成しました。中国と米国の主要企業は、それぞれ酸化物と硫化物固体電解質システムに注力し、高い安定性と高いイオン伝導性を追求しています。技術ロードマップによると、準固体電池(液体含有量≤5%)は2030年から2035年にかけてブレークスルーを達成し、最終的には完全に液体を必要としない全固体電池の時代へと移行すると予測されています。
新エネルギー機器分野のイノベーターとして、 エーシーニューエナジー は、長年にわたりバッテリー研究室の研究開発設備やバッテリーパック組立設備の技術に深く関わっており、エネルギー貯蔵業界の設備ソリューションチェーン全体を網羅する事業を展開しています。
上流材料
:電池正極・負極材、電池セパレーター、テープ等
セル研究開発
: ラボ用真空ミキサー、スラリーフィルター、
電極コーティング機
、
ローリングプレス機、ダイカッティングマシン、
超音波スポット溶接機
、グローブボックス、バッテリーシーリングマシンなど。
パックの組み立て
:リチウムセルグレーディングマシン、バッテリーセル選別マシン、バッテリーパックスポット溶接機、バッテリー総合試験機、バッテリー老化試験機など。
ターンキーソリューション
:
▶C
oinセル
実験室規模の製造ライン
▶C
円筒形細胞
実験室規模の製造ライン
▶P
痛い
細胞
実験室規模の製造ライン
▶
ESS用バッテリーパック組立ライン
▶ ドローン用バッテリーパック組立ライン
▶ 電動二輪車用バッテリーパック組立ライン
▶ 電動自転車用バッテリーパック組立ライン
▶など