リチウムイオン電池に関する14の知識
May 12 , 2025リチウムイオン電池に関する14の知識
バッテリーの容量は定格容量と実容量に分けられます。
バッテリーの定格容量とは、バッテリーの設計・製造時に規定または保証された特定の放電条件下で放電されるべき最小の電気量を指します。リチウムイオンバッテリーは、室温、定電流(1C)、定電圧(4.2V)制御の充電条件で3時間充電することを規定しています。バッテリーの実容量とは、特定の放電条件下でバッテリーから実際に放出される電気量を指し、主に放電速度と温度の影響を受けます(したがって、厳密に言えば、バッテリー容量は充放電条件を示す必要があります)。容量の一般的な単位はmAh(1Ah=1000mAh)です。
4. バッテリーの内部抵抗はいくらですか?
バッテリーの動作時に電流がバッテリーを流れる際に発生する抵抗を指します。内部抵抗は、オーム内部抵抗と分極内部抵抗の2つの要素で構成されます。バッテリーの内部抵抗が大きいと、バッテリーの放電動作電圧が低下し、放電時間が短くなります。内部抵抗の大きさは、主にバッテリーの材質、製造プロセス、バッテリー構造などの要因によって影響を受けます。バッテリーの性能を測定する上で重要なパラメータです。
注:一般的には充電状態の内部抵抗が基準として使用されます。電池の内部抵抗は専用の機器で測定する必要があります。 内部抵抗テスター 、マルチメーターのオーム範囲では測定できません。
5. 開放電圧とは何ですか?
リチウム電池の開放電圧とは、電池が負荷に接続されていない状態の正極と負極間の電位差を指します。開放電圧は、満充電時には約4.1~4.2V、放電時には約3.0Vです。電池の充電状態は、開放電圧によって判断できます。動作電圧とは何ですか?放電時の動作電圧は約3.6Vです。